新規事業の立ち上げ・事業化を支援するプロフェッショナルファーム

CASE STUDY / 導入事例

止まっていたデータ活用。
守る領域と稼ぐ領域を整理。
事業化検討の承認へ。

蓄積データを事業にしたいものの、本業への影響を説明できず企画が差し戻しに。データの知財ポジションと収益モデルを整理し、事業化検討の承認と提携候補2社との協議につなげました。

データの活用案を、経営が判断できる事業案Project Brief / 案件概要

BtoBサービスの中堅企業・経営企画部門を約3ヶ月支援。Compassと技術・知財活用サービスでデータ資産を整理し、事業モデル、提携先候補、経営会議資料を具体化しました。

PROJECT BRIEF

企業・業界
BtoBサービス/中堅企業
対象部門
経営企画部門
支援期間
約3ヶ月
活用サービス
Compass/技術・知財活用サービス(Alliance)
支援範囲
知財整理、事業モデル、提携候補探索、経営会議資料
到達した成果
事業化検討の承認、提携先候補2社との協議開始
経営企画と新規事業のメンバーが会議で事業判断を行うイメージ(生成画像)

データを使う案に、本業を守る方針が欠けていたChallenge / 課題

10年以上蓄積したデータの活用企画が「リスクが見えない」と差し戻されました。経営層の懸念は外部提供による本業への影響。競争優位として守るデータと、収益化するデータが未整理でした。

前進を妨げていた3つの課題

  1. 守る資産と提供する資産が混在

    データを一括りに捉え、本業の競争優位として守る領域と、外部に提供する領域を分けていませんでした。

  2. 経営の懸念に答えられない

    外部提供が本業にどう影響するかという問いに、事業戦略の観点から説明できていませんでした。

  3. 価値と収益モデルが未接続

    データの価値の所在が曖昧で、提供方法や収益モデルを具体化できないまま企画を提出していました。

自社に蓄積されたデータを使って何かできないか、と経営から言われている。でも、何ができるのか見えない。
ご相談時の声(匿名化)

守る領域と稼ぐ領域を分けて、事業案を設計Approach / アプローチ

データを「守る」「収益化する」「提携で価値を高める」の観点で分類。リスクと機会を明示し、収益モデルと提携候補を具体化しました。経営層の懸念に答える資料へまとめ直しました。

前進につなげた3つの支援

  1. データ資産の位置づけを整理

    Compassで停滞を分析し、データを知財の観点で分類。本業への影響と外部活用の機会を明示しました。

  2. 収益モデルと提携候補を設計

    収益化できる領域のビジネスモデルを設計。提携で価値を高める可能性を踏まえ、候補先を探索しました。

  3. 経営の懸念に答える資料を作成

    外部提供による本業への影響を整理。リスクと機会を示し、経営会議で判断できる提案資料を作成しました。

資産の整理から、経営会議の判断材料まで支援Execution / 実行

経営企画部門と差し戻しの理由を確認し、データの知財上の位置づけを整理。収益モデルと提携候補をつなぎ、経営層の懸念に回答できる事業案にまとめました。

今回の支援で活用した
サービス

  • SERVICE.01

    Compass

    データ資産の機会とリスクを整理し、事業化に向けた判断論点をそろえる。

  • SERVICE.02

    Alliance

    事業モデルの再設計、提携候補の探索、経営会議に向けた準備を支援する。

前進につなげた3つのフェーズ

  1. PHASE01

    資産整理

    停滞を診断しデータ資産を分類

    Compassで失敗構造を分析。データを守る・収益化・提携に分類し、リスクと機会を整理しました。

    成果物

    データ分類・リスク機会マップ

  2. PHASE02

    事業設計

    収益モデルと提携候補を具体化

    収益化できるデータ領域の提供方法と収益モデルを設計。提携候補を探索し、検討対象をまとめました。

    成果物

    収益モデル・提携候補リスト

  3. PHASE03

    判断支援

    経営の懸念に答える提案を作成

    外部提供による本業への影響などを整理。経営会議が事業化検討を判断するための資料を作成しました。

    成果物

    経営会議用の事業化提案

事業化検討の承認を得て、候補2社との協議へEvidence / 根拠・成果

何を守り、何で稼ぐかを説明できる状態になり、経営会議で事業化検討の承認を取得。提携先候補2社との協議も始まり、曖昧だった構想が具体的な提供方法と収益モデルの議論へ変わりました。

横にスクロールできます→

支援前と支援後の比較
比較項目BEFORE/支援前AFTER/支援後
データ活用の方針 外部提供の範囲と収益化の方法が不明確

守る・収益化・提携の分類と事業モデルを整理

何を守り、何で稼ぐかを具体化

経営会議の判断 リスクが見えないとして企画書が差し戻し

事業化検討フェーズへの承認を取得

本業への影響など経営の懸念に回答

議論の具体性 データを使って何かしたいという段階

提供方法と収益モデルを具体化し2社と協議開始

提携候補2社と協議

守る競争優位と収益化の方針を整理し、経営が判断できる提案へ。事業化検討と提携協議が動き出しました。

知財の観点でデータを分類してもらって、初めて経営に説明できるようになった。
お客様の声(匿名化)

どう使うかと同時に、何を守るかを説明するLearning / 持ち帰れる知見

データ活用企画が通らない場合、既存事業との関係を説明できているかを点検する余地があります。本事例では、守る領域と収益化する領域を分けたことで、経営が判断できる提案になりました。

このような課題のある企業に

  • 蓄積データのどこに事業価値があるか見えない
  • 本業への影響を説明できず、企画が通らない
  • 提供方法や収益モデル、提携先を具体化したい

この事例から得られる知見

  1. 差し戻しの理由を具体化する

    リスクが見えないという指摘を本業への影響に分解。経営の問いを明らかにし、必要な説明を定めました。

  2. 資産の分類を事業案につなぐ

    データの分類を収益モデルと提携候補へ接続。棚卸しから、経営が判断できる事業案へ進めました。

NEXT STEP

データ活用の企画を、経営が判断できる事業案

保有データと社内で指摘された懸念から、守る領域と外部活用できる領域を整理します。提供方法、収益モデル、提携の可能性を、経営に説明できる形へ具体化しましょう。

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経営層の懸念を読み解き、データの活用方針と判断に足りない材料を整理します。

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