新規事業の立ち上げ・事業化を支援するプロフェッショナルファーム

CASE STUDY / 導入事例

PoCの先へ進むために。
量産の体制と計画を設計。
契約と事業化予算の承認へ。

PoC後に量産へ進めず、1年間停滞。必要な機能と体制を再設計し、約5ヶ月で製造委託契約、年間売上目標・生産計画の策定、事業化予算の承認につなげました。

PoCの成果を、量産の体制と事業計画へ変えるProject Brief / 案件概要

製造業の新規事業部門を約5ヶ月支援。PMF加速サービスとTeamProで、PoCの棚卸し、量産要件と体制の設計、原価計算、パートナーとの契約・計画策定まで伴走しました。

PROJECT BRIEF

企業・業界
大企業/製造業
対象部門
新規事業部門
支援期間
約5ヶ月
活用サービス
PMF加速サービス(TeamPro)
テーマ・支援範囲
スケール要件、体制・量産設計、原価計算、契約・計画
到達した成果
製造委託契約、売上目標・生産計画、事業化予算承認
主な課題
PoCで技術と顧客ニーズを確認できたが、量産へ進む方法が分からない。
製造業の新規事業チームが工場でデータと設備を確認するイメージ(生成画像)

PoCと量産を、同じチームと体制で担おうとしたChallenge / 課題

技術と顧客ニーズは検証できた一方、量産の体制やコスト構造を設計できず1年間停滞。スケール経験のないPoCチームが、品質・供給体制まで抱え込んでいました。

支援前の状態と、診断で分かったこと

  1. 次の段階の機能が未整理

    PoCの検証成果と、量産で新たに設計する品質・原価・供給体制を区別できていませんでした。

  2. PoCチームへの役割集中

    スケールの経験がないチームが量産まで担おうとし、不足する機能を補う体制がありませんでした。

  3. 事業化の計画が未具体化

    量産パートナー、コスト構造、生産計画が定まらず、次に何をするかの議論が続いていました。

  4. イノベーション総研の診断

    当初の課題は「PoCで技術と顧客ニーズを確認できたが、量産へ進む方法が分からない」でした。診断では、量産で必要になる品質・供給・原価などの機能を、経験のないPoCチームだけで担おうとしていたことを確認しました。

PoCは上手くいった。顧客も反応してくれた。でも、ここからどうやって事業にすればいいのか、誰も分からない。
ご相談時の声(匿名化)

量産の要件を分け、不足する機能と経験を補うApproach / アプローチ

PoCの検証済み事項と、量産で設計する仕事を分けました。必要な5領域を整理し、事業立ち上げ経験者と量産設計のパートナーを配置。体制と生産・収益計画を具体化しました。

前進につなげた3つの支援

  1. PoC成果と量産要件を切り分け

    生産、品質、供給、営業・販路、収益の5領域で必要機能を整理。社内で担える範囲と不足を特定しました。

  2. 不足を補う人材とパートナーを配置

    TeamProの事業立ち上げ経験者と量産設計パートナーを配置。量産を担う候補企業の選定・交渉を支援しました。

  3. 原価と生産・売上計画を具体化

    生産設計、原価計算、収益モデルを策定。年間売上目標と四半期生産計画を経営判断につなげました。

検証を引き継ぎ、量産の担い手と計画を整えるExecution / 実行

新規事業部門と必要な役割を整理し、外部人材と量産設計のパートナーが実務を補完。約5ヶ月で、要件整理、体制と量産設計、契約・計画策定を進めました。

今回の支援で活用した
サービス

  • SERVICE.01

    TeamPro Pilots

    量産に必要な機能・体制・計画を整理し、パートナー選定から契約・予算承認までを伴走する。

    TeamPro Pilotsの実行支援を見る

判断を変えたポイントと実行の流れ

技術と顧客ニーズの検証を終えた後も、同じチームで量産まで担おうとして、次の進め方を1年間決められませんでした。イノベーション総研は生産・品質・供給・営業と販路・収益の5領域を分け、社内で担える仕事と不足する機能を整理。事業立ち上げ経験者と量産設計パートナーを加え、原価と生産計画を具体化しました。量産の担い手と計画をそろえる進め方に変えたことで、約5ヶ月で製造委託契約と事業化予算承認へ進みました。

  1. PHASE01

    要件整理

    PoC成果と量産の必要機能を整理

    検証済み・未検証事項を切り分け、5領域の機能と社内リソースを整理。不足を特定しました。

    成果物

    PoC棚卸し・5領域の必要機能

  2. PHASE02

    体制・設計

    担い手の配置と量産・原価設計

    TeamPro人材と量産パートナー候補を選定。生産設計、原価計算、収益モデルを具体化しました。

    成果物

    推進体制・生産設計・原価計算

  3. PHASE03

    契約・計画

    製造委託契約と事業計画の策定

    量産パートナーと契約し、年間売上目標と四半期生産計画を策定。事業化予算の承認につなげました。

    成果物

    製造委託契約・売上目標・生産計画

製造委託契約と事業化予算承認で量産準備が前進Evidence / 根拠・成果

スケール設計を完了し、量産パートナー1社と製造委託契約を締結。年間売上目標と四半期ごとの生産計画を整え、経営会議で事業化予算の承認を得ました。

横にスクロールできます→

支援前と支援後の比較
比較項目BEFORE/支援前AFTER/支援後
事業化に向けた設計 PoC後に次の進め方を1年間議論

スケールに必要な5領域の設計を完了

必要機能を確認して体制を設計

量産パートナー 量産に必要な体制・パートナーが未設計

1社と製造委託契約を締結

選定・交渉から契約まで伴走

計画と予算 量産・スケールの進め方が不明

売上目標・生産計画を策定し事業化予算承認

売上は年間目標、生産は四半期ごとの計画

PoC後に必要な機能と担い手を具体化。製造委託契約、生産・売上の計画、事業化予算の承認へ進めました。

「次に何をすればいいか」を誰にも聞けなかった。PoCとスケールは別の仕事だと言われて、やっと霧が晴れた。
お客様の声(匿名化)

PoC後の停滞を、機能と体制の切り替えから見るLearning / 持ち帰れる知見

イノベーション総研の見解:PoCで技術と顧客ニーズを確認できても、品質、供給、原価の設計は別に残ります。本事例からは、検証チームの仕事を増やす前に、次の段階で必要な機能を並べることが参考になります。社内で担える範囲を確認したうえで、人材やパートナーを選ぶと、体制と計画を一緒に具体化できます。

このような課題のある企業に

  • PoCは成功したが、量産に向けた進め方が分からない
  • 検証チームが品質・生産・販路まで抱え込んでいる
  • 量産パートナーと原価・生産計画を具体化したい

他社でも応用できる判断のポイント

  1. 次の段階の仕事を分ける

    PoCで確認したことと、量産で新たに設計する仕事を切り分け。不足する機能を補う体制を検討できました。

  2. 体制と計画を同時に整える

    人材・パートナー選定と、原価・生産計画を並行して具体化。担い手と計画がそろい、経営判断につながりました。

NEXT STEP

PoCの成果を、量産の体制と計画へ整理する

検証できたことと、量産に向けて止まっている論点を伺います。生産・品質・供給・販路・収益の不足を整理し、必要な人材と次に整える計画を具体化します。