役割の曖昧さを解消し、顧客開発が動く体制へProject Brief / 案件概要
製造業の大企業で、人事・新規事業部門を約3ヶ月支援。Compassで役割の不在を特定し、5名の配置と責任範囲を設計しました。TeamPro人材が顧客開発とスキル移転を支援しました。
PROJECT BRIEF
- 企業・業界
- 製造業/大企業
- 対象部門
- 人事部門・新規事業部門(合同)
- 支援期間
- 約3ヶ月
- 活用サービス
- Compass/PMF加速サービス(TeamPro)
- テーマ・支援範囲
- 役割設計、人材配置、チーム運営、顧客開発、スキル移転
- 到達した成果
- 顧客ヒアリング30社完了・仮説の検証結果報告
- 主な課題
- 5名のチームを発足させたが、3ヶ月間、議論から実行へ進まない。

5名の意欲があっても、誰が何を担うかが曖昧Challenge / 課題
チーム発足から3ヶ月、会議では次に何をすべきかの議論が続いていました。5名全員が役割は明確でないと認識。顧客開発、技術検証、社内調整を誰が担うかが決まらず、互いに着手を待っていました。
支援前の状態と、診断で分かったこと
ミッションと担当業務の隔たり
新規事業を進める目的は共有されても、個々のメンバーが担う具体的な仕事は決まっていませんでした。
役割と責任範囲が未定義
顧客開発、技術検証、社内調整の担当が曖昧。全員が他の人の着手を待つ状態でした。
顧客開発の知見が不足
必要な役割と保有スキルを照合すると、顧客開発の知見が不足。それを補う体制も未整備でした。
イノベーション総研の診断
当初の課題は「5名のチームを発足させたが、3ヶ月間、議論から実行へ進まない」でした。診断では、意欲や能力の問題ではなく、担当と責任範囲の曖昧さに加え、顧客開発の知見を補う体制が欠けていたことを確認しました。
新規事業のチームを作った。メンバーも集めた。でも、誰も動かない。
必要な役割から配置を考え、不足する知見を補うApproach / アプローチ
5名の認識を把握し、現在のフェーズに必要な役割を定義。経験・スキル・志向と照合して配置を設計しました。顧客開発には外部人材を期間限定で配置し、実行とスキル移転を並行しました。
前進につなげた3つの支援
5名の認識から停滞を診断
Compassで各人にヒアリング。意欲や能力ではなく、役割が定義されていない体制の問題と特定しました。
必要な役割と担当を再設計
顧客開発・技術検証・社内調整・進行管理・意思決定を定義。5名の配置と運営ルールを整えました。
顧客開発とスキル移転を支援
TeamProの事業開発人材が不足する知見を補完。社内メンバーとの実務を通じてスキルを移転しました。
担当と責任範囲を定め、顧客開発の実行を支援Execution / 実行
人事部門と新規事業部門の合同で、役割と配置を設計しました。既存メンバーの担当を明確にし、外部の事業開発人材が顧客開発を支援。運営への伴走とスキル移転を進めました。
今回の支援で活用した
サービス
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SERVICE.01
Compass
チームの認識差と役割の課題を可視化し、検証を進めるための論点をそろえる。
Compassの診断・意思決定支援を見る -
SERVICE.02
TeamPro Pilots
役割設計、顧客ヒアリング、検証の実行までをチームとともに推進する。
TeamPro Pilotsの実行支援を見る
判断を変えたポイントと実行の流れ
5名のチームが発足しても、顧客開発、技術検証、社内調整の担当が曖昧で、互いの着手を待っていました。イノベーション総研は各人へのヒアリングから役割不在を特定し、現在の事業段階に必要な5つの役割を定義。経験・スキル・志向に合わせて担当を再設計しました。顧客開発の知見は期間限定の外部人材で補い、実務とスキル移転を並行しました。既存メンバーの仕事と支援範囲が明確になり、3ヶ月で30社へのヒアリングと検証報告を完了しました。
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PHASE01
現状診断
5名の認識から役割不在を特定
Compassで各メンバーの認識を確認。全員が役割の曖昧さを感じていると把握し、停滞の原因を特定しました。
成果物
チーム診断・役割課題
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PHASE02
体制設計
役割と配置、運営ルールを設計
必要な役割を5名の経験や志向と照合。顧客開発を担う外部人材を配置し、運営ルールを整えました。
成果物
役割分担・運営体制
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PHASE03
実行支援
顧客開発の実行とスキル移転
役割に沿ったチーム運営と顧客開発を伴走。外部人材の知見を社内へ移転し、検証報告まで進めました。
成果物
顧客ヒアリング・検証報告
3ヶ月で30社の顧客ヒアリングと検証報告を完了Evidence / 根拠・成果
役割の再定義から2週間で動きに変化が見られ、3ヶ月で初のマイルストーンを達成。役割定義の枠組みは他案件へ展開され、新規チーム発足時の標準プロセスになりました。
横にスクロールできます→
| 比較項目 | BEFORE/支援前 | AFTER/支援後 |
|---|---|---|
| チームの動き | 会議で次に何をするかの議論を反復 | 役割の再定義から2週間で動きに変化 担当と責任範囲を明確化 |
| 検証の実行 | 発足から3ヶ月、チームとして進まない | 3ヶ月で顧客ヒアリング30社と検証報告を完了 初めてのマイルストーンを達成 |
| チームづくりの方法 | 役割が曖昧なまま5名のチームが発足 | 役割定義を他案件にも展開し標準プロセス化 新規チーム発足時に活用 |
既存メンバーの役割を明確にし、顧客開発の知見を補完。30社のヒアリングと検証報告を達成しました。
誰が何をやるかを決めただけで、チームが動き始めた。
増員を考える前に、役割と不足する専門性を整理Learning / 持ち帰れる知見
イノベーション総研の見解:チームが動かないときは、必要な仕事の担当が決まっているか、その担当が実行に必要な知見を持つかを分けて確認できます。本事例では既存5名の配置を見直し、顧客開発の知見を外部から補いました。役割分担と実務でのスキル移転を組み合わせることは、社内で担える仕事を増やす参考になります。
このような課題のある企業に
- チームが発足しても会議から実行へ進まない
- 担当と責任範囲が曖昧になっている
- 増員前に役割配置と必要な専門性を整理したい
他社でも応用できる判断のポイント
ミッションを個人の行動へ
目的の共有だけで終わらず、必要な役割と責任範囲を具体化。各人の経験や志向に合わせて配置しました。
足りない専門性を絞って補う
顧客開発の知見は外部人材が補完。実行とスキル移転を並行し、社内で担える力も育てました。
NEXT STEP
動かないチームの、役割と補うべき専門性を整理
メンバー構成と事業フェーズから、担当が曖昧な仕事と不足するスキルを整理します。社内の再配置と外部人材の活用を検討し、最初の検証を進める体制を具体化しましょう。
無料相談
動かないチームの担当業務と、補うべき知見を整理する
現在のメンバー構成と事業段階から、担当が曖昧な仕事、不足するスキル、社内外の役割分担を確認し、最初の検証を進める体制を考えます。
- TeamPro Pilots:チームと検証を進める実行支援を見るこの事例で利用した主な実行支援。役割の再設計と、顧客ヒアリング・検証の実行をチームとともに進めました。Compassは役割と認識の診断で活用しました。
- 解説:新規事業の推進組織とはこの事例に関連する考え方と、実務での進め方を確認できます。
- 解説:BtoB顧客インタビューのやり方この事例に関連する考え方と、実務での進め方を確認できます。
- 解説:新規事業部長の役割|現場を支え、判断を進める5つの仕事この事例に関連する方法と、実務で確認するポイントを解説しています。
- 人材育成が主な課題の場合:TeamPro Leaders本事例の実務を通じたスキル移転は、チーム内の人材育成を考える際にも参考になります。人材育成を主な課題とする場合はTeamPro Leadersの支援内容も確認できます。